【ラスト10、まず1勝】
2019年8月31日
明治安田生命J1リーグ第25節vsガンバ大阪(ニッパツ三ツ沢球技場)
横浜F・マリノス 3-1 ガンバ大阪
(得点)
39分:ティーラトン(横浜)
53分:マルコス(横浜)
67分:小野瀬(G大阪)
78分:遠藤(横浜)
『vsガンバ大阪 そのときの気持ちまとめ』の続編になります。
【振り返り〜前半〜】
マリノスは前節同様に仲川を1トップに置くマルコスシステムを採用。
変更点として、vs名古屋で2得点の遠藤ではなくマテウスを先発起用。
ガンバ大阪は3-5-2でスタート。
宇佐美とアデミウソンの2トップ。
苦手なパトリックはベンチスタート。
前半からポゼッションはマリノス。
ガンバ陣内に押し込む形を作っていく。
ガンバはディフェンス時は5-3-2の様な布陣。
2トップの圧力は強くなく、扇原と喜田のところで前を向ける展開。
マルコスのところへのプレッシャーは強め。
中央は固く守られてプレッシャーも強いこともあり、サイドに起点を求めるも、人数を掛けてくるため突破は困難な展開。
右サイドはエリキや広瀬が絡みパスから突破を試みるが、狭く引っかかる。
左サイドはマテウスが単騎突破を試みるシーンが目立つ。
そこは研究されていたか、人数を掛けられ奪われることがしばしば。
ガンバは奪ったところから裏へのパス、カウンター狙いが見て取れる程に、そのパターン。
それもドリブルは畠中が止め、スルーパスにはチアゴが猛然と追いつき自由にさせない。
お互いにシュートまで行くが決まらない展開で、39分にティーラトンがキーパーの逆を取るミドルシュートでマリノスが先制。
ティーラトンはこれがJリーグで初ゴール。
44分に倒れこむマテウスに代えて遠藤渓太を投入。
【振り返り〜後半〜】
53分にエリキのスルーパスを受けた仲川、シュートは止められるもリフレクションに反応しフリーのマルコスへ。
これのパスを無人のゴールへ流し込んで追加点。
後半もマリノスが押し込む流れであった。
57分に遠藤保仁とパトリックが投入されるまでは。
遠藤保仁が投入されてからG大阪はポゼッション率が上がった印象。
フリーのところにボールをつけられて、マリノスは後手後手。
特にサイドチェンジで大外を狙うパスが正確に通る。
プレスもキーパーまで掛けてくるようになる。
ガンバの時間に小野瀬のドリブル突破から失点。
その後も72分にアデミウソンにポスト直撃のシュート、75分にオフサイドではあったが左サイドを突破されクロスからパトリックにネットを揺らされる。
マリノスとしては嫌な時間帯だった。
そんな中、78分にこっちの遠藤、遠藤渓太が値千金の追加点。
3-1と突き放して試合の大勢はほぼ決まる。
マリノスは落ち着きと余裕から、またパスが回り始める、エリキの突破も増えるなど時間を進めていく。
このまま試合終了。
欲を言えばもう1点取って勝利をさらに確実なものに出来ていたら、なお良しな終盤。
【さいごに】
攻めあぐねながらも前半に先制点、後半の早い段階で追加点と上々の流れでした。
G大阪の遠藤保仁選手が投入されてからは完全にガンバのペース。
システム変更なのか、遠藤保仁の凄さなのかガンバはハマった印象。
スタートからこの布陣だったら、マリノスはここまで押し込めていたかはわからない。
ガンバは前半は引いて、後半に盛り返す戦術を立てていたとしたら、術中にハマりかけた。
ティーラトンの先制点がなかったら、マルコスの追加点が決まる前に遠藤保仁を投入されて流れを持っていかれていたら、嫌な流れで遠藤渓太が追加点をとれなかったら。
これは『たられば』で『結果論』ではあるが、どうなっていたかはわからない。
それ程に『紙一重』の勝利だった。
そんな印象の価値のある1勝。
【ラスト10、まず1勝】次も勝利。積み上げていこう。
(追伸)
次は広島との上位対決。裏では FC東京と鹿島の上位対決。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。